農業をし、人と関わり、絵を描いている。
この１、2年で”ここで描いていこう”と思った。
もやもやしていたかたまりが、腹に落ちていって、足に力が入った気がした。この場所で描いている。
自然に人の手を入れ、生と死が混じり合い、絶妙なバランスをとりながらこの景色はできている。
目の前の景色は常に流動している。
人もそうだ。柔らかな関わり合いによって表情がかわっていく。
私はそんな奇跡的な一瞬を描き留めたい。
2021.9
I paint, farm, and interact with people.
In the past one or two years. I have had feeling that I paint where I live now.
It seemed that a vague lump stuck in my throat had fallen into my stomach.
So I’m painting here.
Humans changes nature, and there is always “life and death”.The scenery in front of
us is composed in a perfect balance, but never be the same one.
Humans also changes by an interaction with people.
I would like to paint a miracle moment like I mentioned above.
2021.9
赤松加奈 Kana Akamatsu
1990年生まれ
奈良県在住
2013年 京都造形芸術大学 美術工芸学科 油画コース 卒業
2015年 京都造形芸術大学大学院 芸術表現専攻 修了
個展
2023年「土の声を聞き、風とあそぶ」(NEUTRAL/ 京都 )
2021年「みんなの部屋」( 喜多美術館 / 奈良 )
2021年「ここで描く」(galerie16/ 京都 )
2019年「赤松加奈 個展」( フォルテック一級建築士事務所 / 東京 )
2019年「新世代への視点2019 赤松加奈展」( コバヤシ画廊 / 東京 )
2018年「真夏の窓辺」(フォルテック一級建築士事務所 / 東京 )
2015年「KANA AKAMATSU」(galerie16/ 京都 )
グループ展
2024年「Idemitsu Art Award アーティスト・セレクション 2024」(国立新美術館/東京)
2024年「東 京都 展 The Echoes of East Kyoto」(WHAT CAFFE/ 東京 )
2024年「テーブルにトマト 羽部ちひろ+赤松加奈」(A-LAB/ 兵庫 )
2022年「テラスアート湘南 2022」( テラスモール湘南 / 神奈川 )
2022年「奈良・町家の芸術祭 HANARART 2022 こあ」「今から、生まれる」( 旧荒木邸 / 奈良 )
2022年「川村悦子&田嶋悦子 展 ー華と夢ー」( ギャラリー恵風 / 京都 )
2022年「ARTISTS’ FAIR KYOTO 2022」(京都)
2020年「小さな絵と小さなおうちと小さな木のもの展」( 和詩倶楽部 柳小路店 特設ギャラリー / 京都 )
2019年「群馬青年ビエンナーレ 2019」(群馬県立近代美術館 / 群馬)
2016年「若いクリエーターによる合同展示」(The Terminal KYOTO/ 京都 )
2013年「はじまりの部屋」( 康耀堂美術館 / 長野 )
入選・受賞
2019年 群馬青年ビエンナーレ 2019 大賞
2018年 FACE2018 損保ジャパン日本興亜美術賞 審査員特別賞
2018 年シェル美術賞 2018 入選
2014年 ワンダーシード 2014 入選
パブリックコレクション
群馬県立近代美術館(群馬)
東京 D タワーホスピタル(東京)
中野区(東京)